「沖縄の住宅の特徴」

かんたん日常英語
サトシ
サトシ

こんにちは!サトシです。

先日、アメリカはオレゴン州ポートランドの単身赴任の旅から戻ってきたばかりだったのですが、またまた単身赴任の旅が沖縄で始まりました!

今回は沖縄の住宅について書いていきたいと思います!

   

沖縄の住宅の特徴として、家屋の外は入り口にシーサー、石囲い、ヒンプン(目隠し塀)、アマハジ(雨端)などがあります。石囲いは字のごとく石を積み上げた塀で、ヒンプンは悪い気が入らないように防ぐためのものらしいです。アマハジは庇を出っ張らせて柱で支えて、強い紫外線や雨除けの働きをするために設けられています。でも、基本的には沖縄は台風が多い地域なので通常の庇はあまり出ないように作っています。

雨端
ヒンプン
石囲い

室内の特徴としては部屋割りです。今はライフスタイルが変わってきているので、内地とそんなに変わらないと思いますが、伝統的な家は主に使う部屋は3つあって、一番座、二番座、三番座と呼ばれるものになります。

一番座は客間、2番座は仏間、三番座は居間として使用されます。

沖縄は先祖祭祀を重要視していますので、仏壇の位置は重要です。

今家を建てる人でも、仏壇の位置はこだわる人が多いそうです。風水で良いとされる南を向けるように配置されるそうです。

また、各部屋の後ろに裏座という部屋があって、主に女性や子供の寝室として使われていたそうです。

伝統的な風習としては、今は違うと思いますが、家を使うライフサイクルとして子供は北側の部屋を寝室として使って、結婚すると2番座に移って、自分の子供が結婚すると一番座に移るそうです。年齢を重ねると神聖とされている南東側に移動していきます。

住宅も以前は木造中心でしたが、アメリカの影響を受けて、鉄筋コンクリートの家が中心になりました。沖縄は風土上シロアリの被害が甚大で台風の多い地域ですので、シロアリを防ぐために鉄筋コンクリートを選ぶ人が増えました。当時それに加えて、鉄筋コンクリートの方が融資の貸付期間が木造の15年より5年長い20年であることもこの状況を後押ししました。

ですが、元々気候的に蓄熱しやすい鉄筋コンクリートが合う風土ではないため、最近はシロアリや台風対策をしている木造住宅が増えてきているそうです。

まぁ、なかなかナイチャーとしては興味深いな。沖縄の家は。

風習が内地とアメリカと中国と琉球王国の影響をたくさん受けていて、独特の家づくりをおこなっています。

ちなみに英語で「沖縄で木造住宅が増えています。」は

The number of wooden houses is increasing in Okinawa.

みたいな感じかな?英語難しいのぉ。

   

マタヤーサイ!